【マイクラ】プラグインサーバー PaperMCの建て方 【更新 2025/1/19】

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PaperMCとは?

PaperMC とは マインクラフトサーバーMODのようなプラグインを導入できるマルチサーバーアプリケーションです。
従来のプラグインサーバー(CraftBukkit, Spigot)より動作が非常に軽く、ビルドが必要ないなどの導入が簡単なメリットがあります。

また、BukkitAPIをフォークしているSpigotMCをPaperMCはフォークしているので、WorldEditなどの建築必須なSpigotプラグインも互換性があり、PaperMCで扱えてしまうのです。
フォークとは : 簡単にいうと規約規定内でプロジェクトをコピーし、作成しているプログラムに組み込んだり、自分流アレンジを作ったみたいなものです。

今回はそんな、最強サーバーアプリケーション PaperMC を使った Windows環境でJava版マイクラマルチサーバーを立てる方法を解説していきます。
※ PaperMCフォークの Purpur も同様の方法で立てることができます。

ポート開放について、当記事では解説しません。マルチプレイをされる方はご自身でルーターのポート開放の仕方を調べてみてください。
建築プラグインを使うだけのソロプレイの方はポート開放の必要はありません。

ダウンロード・サーバー起動準備

ここからは、サーバーの建て方の基礎からPaperMCを立てるまでの準備を解説します。

サーバーフォルダの用意

まずは、サーバーを立てるために必要なフォルダを用意します。

デスクトップなどの任意の場所に以下のようなフォルダを用意し、扱うバージョンが分かるような名前をつけましょう。
※ あとで、別のサーバーを自分で立てるときに管理しやすくなります。

ついでに後で使うテキストファイルも用意しておきます。
※ デスクトップ右クリックで [新規作成] → テキストドキュメント

※ Terapad がインストールされているためテキストファイルのアイコンがデフォルトとは違いますが、.txtファイルがあればOKです。

PaperMCのファイルをダウンロード

次に、PaperMCダウンロードページ から自分のプレイしたいマイクラバージョンをダウンロードしましょう。

最新版なら開いたダウンロードページの 青いボタン をクリックするとダウンロードが始まります。

※ 古いバージョンはダウンロードボタン下部の Older builds リンクから各バージョンの最新版(もしくは安定版) をダウンロードしましょう。

ダウンロードが終わったら、先ほど用意したフォルダに ダウンロードした PaperMCテキストファイルを入れましょう。

補足 : テキストファイルの拡張子(ファイル名の最後につく文字) 「 .txt 」 が見えていない場合はこの先必要になるので
Windowsの設定 「エクスプローラーのオプション」から「表示」→「登録されている拡張子は表示しない」のチェックマークをオフにしてください。

サーバー起動ファイルを準備・起動

作成したフォルダの中に2つのファイルを入れたら、テキストファイルを開き以下のコードを入力しましょう。

@ECHO OFF
java -Xms512M -Xmx4096M -jar server.jar nogui
PAUSE

※ -Xms, -Xmx は使用メモリを入力する項目なので、ご自身のPCスペックに合わせて変えてください。

上記コードの “server.jar” 部分は、先程ダウンロードした PaperMCのファイル名に変更します

以下が例になります。
例 : PaperMCのファイル名が 「paper-1.21.4-118.jar」な場合

@ECHO OFF
java -Xms512M -Xmx4096M -jar paper-1.21.4-118.jar nogui
PAUSE

上記のコードを入れ終わったら上書き保存をして、テキストエディタを閉じてください。

そして、コードを入力したテキストファイルのファイル名を 「新しいテキスト ドキュメント.txt」から「起動.bat」にしましょう。
※ 「新しいテキスト ドキュメント.txt」はあくまで例です。拡張子を「.txt」から「.bat」に変更することが目的です。

batファイル(バッチファイル)は、一連の処理を記述してまとめて実行するコマンドプログラムのようなものです。

出来上がったbatファイルをダブルクリックすると、このようなコンソールが起動します。

起動するための必要ファイルのダウンロードが始まり、必要ファイルが生成されます。

初回起動ではライセンス規約の同意を求められるため、途中で処理が止まります。
この画面になったら Enterキー を押してコンソールを閉じましょう。

サーバーフォルダを見ると、初期ファイルがこのように生成されているので、「eula.txt」を開きましょう。

「eula.txt」を開くと以下のようなテキストが記入されています。

#By changing the setting below to TRUE you are indicating your agreement to our EULA (https://aka.ms/MinecraftEULA).
#Sun Jan 19 03:46:52 JST 2025
eula=false

これは、MinecraftのEULAライセンス(規約)に同意するかどうかを記入するものです。よくある「利用規約に同意してくれますか?」の確認です
詳しくは 「Minecraft EULAライセンス」と検索してみてください。

商用利用や販売などを行うようなサーバーでなければ特に問題ないので、テキスト下部の「eula=false」を「eula=true」に変えて保存し閉じてください。

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